〈本の紹介〉国籍の?(ハテナ)がわかる本/木下理仁著
2019年04月09日 10:34 文化・歴史日本には現在、いろんな背景を持つ人たちが暮らしている。
この本の冒頭には「ある転校生の話」が載せられている。
舞台は地方のある小学校。担任の先生に連れられて教室に入ってきた、転校生の「けいすけくん」が自己紹介をする。
「東京の高田馬場に住んでいました。ふじいけいすけです。お母さんの仕事の関係でここに引っ越してきました。よろしくおねがいします」
すると、ひとりの男の子が手を挙げてたずねた。
「なんで日本語しゃべれるんですか?」
「日本人だからです」
その答えを聞いて、クラスのみんなは「ええーっ!」と大きな声を上げて驚く。
けいすけくんの父親はガーナ人で、彼の肌の色や髪の毛の色には特徴があった。クラスのみんなが驚いたのは、彼の外見が「日本人」には見えなかったからだ。