日本の過去清算求める立場表明/朝対委声明(要旨)
2019年03月04日 15:12 共和国朝鮮中央通信によると、朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会(朝対委)は1日、3.1人民蜂起の100周年に際して、日本の過去清算を求める声明を発表した。以下、要旨。
歴史にわが民族の不屈の気概を誇示した愛国的壮挙として、日帝によるもうひとつの朝鮮人大虐殺の蛮行として記録された3.1人民蜂起から100年がたつ。
1919年3月1日、日帝の極悪非道な植民地統治に対するわが人民の怨恨と憤怒は全民族的な反日抗戦となって爆発した。
わが人民の反日闘争に怯えた日帝は、軍隊と警察をはじめとする武力を総動員し、無差別的な殺戮戦を行い、3カ月の間に7500余人を虐殺し、1万5900余人を負傷させ、4万6900余人を検挙・投獄した。
3.1の怨恨だけではない。日本軍性奴隷制犯罪と強制連行、強制労働、大虐殺など、はかりしれない人権蹂躙行為と歴史歪曲、「創氏改名」、朝鮮語抹殺をはじめとする悪らつな民族性抹殺策動、天文学数字に達する過酷な経済的収奪…。
日帝が朝鮮民族に科した悪行による苦痛は、仮にそれに対する贖罪があったとしても、決して忘れることや消すことのできないものだ。
それにもかかわらず、罪悪の張本人である日本は、過去を反省し清算するどころか、世界が反平和的・反人倫的犯罪として糾弾している自らの侵略行為を正当化するため、政治家たちを筆頭に過去の罪を美化する妄言を繰り返し、特級戦犯者たちを「英雄」として祀り、「日の丸」「君が代」を「国旗」「国歌」として合法化した。
また、日本軍性奴隷制犯罪の真相を隠すために、