2018年朝鮮経済、数多くの成果
2018年12月25日 10:33 共和国制裁ものともせず、さらに大きなプロジェクト
昨年11月に国家核武力完成を宣言して迎えた2018年、朝鮮の戦略的地位が向上したことによって一触即発の危機に瀕していた朝鮮半島情勢は一転し、平和へと大きく舵を切った。朝鮮国内では、経済建設に総力を集中する新たな戦略的路線が打ち出され、経済部門で数多くの成果が達成された。
国内のメディアが今年1年間の経済建設の成果として繰り返し強調しているのが、金属工業のチュチェ化だ。国内最大の金策製鉄連合企業所(咸鏡北道)と黄海製鉄連合企業所(黄海北道)で9月末、国内に無尽蔵にある原料と燃料で鉄材を生産できる工程を完成させ竣工式を行った。
5月30日には庫岩―畓村鉄道橋(江原道)が開通し、畓村漁村地区の建設スピードを早め、漁村地区で獲った魚を円滑に輸送できる大路が築かれた。
この他、各地大小の工場でも生産工程の現代化を実現するなど、経済建設において大きな飛躍の土台を築いた。
朝鮮半島情勢は緩和されたが、朝鮮に対する制裁は依然として続いている。