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〈人・サラム・HUMAN〉福岡初級連合同窓会代表/朴春慶さん

2018年10月20日 16:27 暮らし・活動

母校と子どもたちのために

福岡初級創立50周年(15年)をきっかけに発足した福岡初級連合同窓会。各分野で活躍する卒業生や学校のニュースなどを掲載した会報のを発行したり、同窓会主催のイベントを催すなど、卒業生が母校に関心を持つうえで重要な役割を果たしている。

連合同窓会代表の朴春慶さん(54)。福岡初級付属幼稚班創立55周年記念「AIフェスタ」(7日、福岡初級)では実行委員長も務めた。「多くの同胞らが学校へ訪れて、素晴らしい雰囲気のなかで幼稚班創立55周年を祝うとても意義深い時間だった」と笑顔で語った。

福岡初中(当時)、九州朝高(当時)、朝大政治経済学部卒業。現在は不動産業を営みながら、二人の子どもを同校初級部と幼稚班に通わせている。自身が通った頃に比べて児童数は減ったが「今は教員たちと児童・園児たちの絆が深く、みんなが明るくて仲がいい」と母校の魅力について語った。

福岡初級は2020年に創立60周年を迎える。愛する母校と子どもたちのために、これからも連合同窓会をはじめとした活動をより活発に行っていきたいと考えている。連合同窓会では「AIフェスタ」をきっかけに、卒業生たちと地域同胞らを集めてイベントを開催する「福岡ハッキョの日」を年に1回行っていく考えだ。

「卒業生や地域の同胞たち、日本の支援者らも子どもたちのために一丸となって、ともに学校創立60周年に向けて頑張りたい。そのために自分もできる限り役割を果たしていけたら」

(根)

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