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磯の香り、跳ねる魚… 新鮮な魚介をその場で/平壌大同江水産物食堂

2018年09月17日 17:55 共和国

【平壌発=金淑美】悠々と流れる大同江を一望しながら、朝鮮東海や西海でとれた魚介をその場でさばいて新鮮なまま味わう-。

そんな贅沢な飲食店がこの夏、平壌の大同江区域にオープンした。その名も「平壌大同江水産物食堂」。国内初の大型鮮魚専門店である同店は、新たな食文化の拠点として平壌のグルメ界に活気をもたらしそうだ。

1階のいけす。高級魚や貝類が泳ぐ

扱うのは鮮魚のみ

店に一歩足を踏み入れるとまず目につくのがエントランス正面に設けられた巨大いけす。磯の香りが鼻をくすぐる。200kgのチョウザメを筆頭に巨大な魚たちが水しぶきをあげながら元気よく飛び跳ねる。店内1階にはこの観賞用のいけすの他に、23のいけすがある。

1階のいけす。高級魚や貝類が泳ぐ

地下1階、地上3階の店内には、東洋・西洋料理の専門店、寿司や民族料理など個性あふれる複数のレストラン、60余種の水産加工品を扱う商店があるが、目玉はなんといっても1階。いけすで泳ぐ魚介の中から自分で好きなものを選び、その場でさばいてもらい刺身や寿司、冷麺、スープなどで味わうも良し、テイクアウトして自宅で思いのまま堪能するも良し、さまざまな楽しみ方ができる。

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