公式アカウント

観光地区の建設進む元山市/地域経済に活気

2018年08月17日 10:14 共和国

【元山発=金淑美】建設資材を満載して走るトラック、頻繁に行き交うタクシー、海水浴場をにぎわす人、人、人。東海岸の新リゾート施設、元山葛麻海岸観光地区の建設が急ピッチで進む元山市を訪れた。8月初旬、海水浴シーズン真っ盛りな市内は活気を帯びていた。

電力事情は良好

元山市を訪れたのは約2年ぶり。市内に入ってまず驚いたのがタクシーの通行量だ。それもそのはず、市内のタクシーの総台数は600台にまで増えたという。

電力事情についても市内の工場や企業所などの生産部門はもちろんのこと、一般家庭にいたるまで24時間電気が通っていると市民は口をそろえる。安邊青年発電所(2002年竣工)、元山青年発電所(09年竣工)に加え、16年に竣工した元山軍民発電所によって江原道の電力供給力は格段に増加した。さらに現在、伊川郡、洗浦郡、平康郡、淮陽郡、古城郡、文川郡に新たに6つの軍民発電所が建設されており、これらがすべて竣工すれば「道全体に電気を送っても余る」というのが市民の認識だ。

Facebook にシェア
LINEで送る