各国メディアの反応/朝米首脳会談
2018年06月20日 14:07 朝鮮半島「世紀の会談」をトップで報道
史上初の朝米首脳会談を受け、各国メディアは、会談の模様をトップニュースで報道。両首脳の出会いが信頼と平和への第一歩であると歓迎した。
南朝鮮
南の京郷新聞(13日付)は社説で、朝米首脳会談を「70年間の敵対関係を清算し、信頼と平和を構築するための第一歩」と位置付けた。社説は、金正恩委員長とトランプ大統領が非核化と朝鮮半島平和構築の道を共に歩むことについて合意したことを歓迎し、「今回の会談を機に地球上唯一の冷戦地域である朝鮮半島が、軍事的対決状態から脱し、平和と繁栄の中心地へと変わることを願う」とした。
聯合ニュース(12日付)は時論で、「両首脳が両国の国旗を背景に交わした握手と対話は、不信と憎悪の過去を清算し、明るい未来へと歩んでいこうという共感と約束の意味が込められたものであった」とし、「両指導者が約束した『新たな出発』としての意味がとても深い」とその意義を強調。両首脳の共同声明については、「核問題から人権まで、諸懸案についての幅広い意見を交換し、互いの認識を確認した」としながら「短い出会いが十分ではなかったが、数十年間の敵対関係を清算し、信頼を構築しはじめる第一歩を踏み出した」と評価した。
米国
米国メディアも、「世紀の会談」を一斉にトップニュースで報じるなど、深い関心を見せた。
ニューヨークタイムズは、「米朝関係のあらたな章」という見出しで