「オリニフェスタ in ちぇ9」/東京第9初級で
2018年06月28日 14:28 民族教育ウリナラ探検スタンプラリー
東京第9初級(東京・杉並区)で16日、「オリニフェスタ in ちぇ9」が、同校と地域女性同盟(東京の中・杉支部、新宿支部、練馬支部、西東京・東部支部、埼玉・西部支部)子育て支援部の共催で開かれ、100人余の子連れ家族と在校児童、学校関係者らで賑わった。
鄭仁秀校長の話によると、オリニフェスタは保護者同士の親睦を深め、就学前の子を持つ保護者と子ども自身が朝鮮学校を直接見て、教員たちとも顔なじみになることによって、就学の相談や入学を前向きに検討できるようにするねらいがあるという。
今回開かれたフェスタでは、これまでとは趣向を変えて、激動する朝鮮半島情勢の流れを汲んだ「ウリナラ探検スタンプラリー」形式で行われた。
朴成一教務主任は「祖国統一と朝鮮半島の平和への機運が高まる中、子どもと保護者たちに一つになる祖国を身近に感じてもらえるよう、高学年の児童たちと準備に取り組んだ」と話した。
1年生から6年生までの教室と音楽室を順に巡るスタンプラリーの内容は、テレビで報道されるニュースや、5年「朝鮮地理」、6年「朝鮮歴史」の学習内容も参考にしたという。
白頭山の雪遊び、粘土で平壌冷麺づくり、金剛山九龍瀑布の滝行、東海の釣り、豊山犬&珍島犬との写真撮影、ソウルのチョゴリ折り紙、江南ダンシング、光州の民俗遊び、済州島のミニ学習とみかんの試食、板門店で統一旗を掲げて記念撮影と、盛りだくさんだ。