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東京第3初級チャリティー美術展/見て楽しい、買って嬉しい

2018年06月28日 10:43 文化

53人、190点の絵画、手工芸など

作品を購入する人々

「東京朝鮮第3初級学校2018チャリティー美術展覧会」が、6月26日から7月2日まで、東京・板橋区立成増アートギャラリーアリエスで開かれている。

「第3学校の未来のために」を掛け声に、在校児童、保護者、教員、関係者など53人が創作した絵画、書芸、手芸、工芸、写真など190点が展示された。

初日に行われたオープニングセレモニーには、同校の康哲敏校長をはじめ、文芸同中央の金正守委員長、在日朝鮮人画家の崔光徳さん、同胞、児童らが多数参加した。

康校長は、本美術展が東京第3初級の新校舎建設のために開かれるものだとし、同日、建設業者が確定されると言及した。

来賓のあいさつで文芸同の金委員長は、子どもたちがよく歌う「バスに乗って電車に乗って」の作詞者であると自己紹介。「東京第3初級の新校舎建設のため、美術展には文芸同の美術家たちがたくさんの絵や工芸品を出品した。出品者たちは皆、日本で生まれた君たちが大きな夢を抱き未来に羽ばたいてくれること望んでいる。日本政府が民族教育に弾圧を加える中、これらの作品が差別に打ち勝つ力となりいろんな人たちの手に渡っていくことを願っている」と語った。

26日、東京第3初級児童参加のもとオープニングセレモニーが開かれた

女性同盟東京・練馬支部「ポジャギ教室」の文順英さん(61)は、開始早々ラインストーンで作られたサッカーボールのピアスを手に取り「娘にプレゼントする。応援にいくとき、付けて行ったら良いと思って」と話した。他にも小さなクリップを握っている。「今回、ポジャギを出品したけど、早速私たちが作ったポジャギも売れて嬉しい気持ちになった。第3は子どもたちがお世話になった学校だから親近感を感じている。出品してプラスになり、売れてさらにプラスになる。良いことだらけね」と話した。

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