若手歌手が美声で競演、第1回平壌国際声楽コンクール
2018年04月19日 13:11 共和国 文化8ヵ国37人が参加
【平壌発=文・李相英、写真・盧琴順】第1回平壌国際声楽コンクールが4月5日から12日まで平壌の牡丹峰劇場で行われた。国内外の若手歌劇(オペラ)歌手を対象とした同コンクールに8ヵ国から37人がエントリーした。栄えある第1回大会の優勝者は朝鮮のキム・キョンジュさん(国立民族芸術団)に決まった。
才能ある歌い手発掘
同コンクールは朝鮮民主主義人民共和国の文化省が主体となった組織委員会が企画し、金日成主席の生誕日である太陽節(4月15日)に際して開催された。▼朝鮮の「ピパダ」式5大革命歌劇(金正日総書記の指導によって作られた革命歌劇の代表作)中の歌をはじめとする朝鮮の名曲、外国の名曲に対する歌唱力、表現力を高めること、▼才能ある若手歌手を発掘し、世界のさまざまな国々との文化・芸術交流と協力関係を発展させていくこと、の2つを目的に掲げている。
コンクールには朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、ブルガリアの35歳以下の歌手37人(男性12人、女性25人)が参加。審査委員は朝鮮、ロシア、ドイツ、チリ、ルクセンブルグの専門家が務めた。