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〈在日発、地球行・第2弾 1〉世界一過酷な地で見つけたもの/エチオピア

2018年04月23日 09:50 在日発、地球行

灼熱地獄の火山、有毒ガスが蔓延

正式名称:エチオピア連邦民主共和国。首都:アディスアベバ。人口:約1億200万人。面積:約109.7㎢(朝鮮半島の約5倍)。言語:アムハラ語、英語。民族:オロモ族、アムハラ族、ティグライ族など約80民族。渡航方法:朝鮮籍の筆者は、駐日大使館で申請日より3日でビザ取得。成田空港から直行便あり。

ランドクルーザーに乗り込み「世界一過酷な地」へ

砂塵を巻き上げながら道なき道をランドクルーザーがひた走る。見渡す限りの荒涼とした大地。いきなり車体が激しく揺れた。辺りには大小の黒い岩が転がっている。溶岩の塊。火山に近づいてきた証拠だ。

車内の温度計に目を向ける。ただいまの外気温は…、45℃。思わず2度見してしまった。エチオピア北東部に広がる広大なダナキル砂漠は、海抜マイナス120mに位置する低地。元は海の底でマグマが地表の近くを流れているため夏になれば気温が50度に達する。世界で最も暑い地域のひとつだ。幸いにも車内はクーラーが効いているので茹で上がる心配はなかった。

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