米南合同軍事演習の恒久的な中止を/朝鮮が原則的立場を表明
2018年01月31日 16:42 共和国朝鮮の主導的な措置により、北南関係改善が進む中、米国と南朝鮮は平昌オリンピック・パラリンピック期間中、米南合同軍事演習をしないことで合意した。しかし、朝鮮はこれに対し、米南合同軍事演習の恒久的な中止を求める立場を表明している。
1月24日、平壌では、金正恩委員長の新年の辞で示された祖国統一課題の貫徹のための朝鮮政府・政党・団体連合会議が行われた。最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、朝鮮労働党中央委員会の金英哲副委員長、盧斗哲内閣副総理をはじめとする朝鮮政府・政党・団体の代表が参加。今年に北南関係を改善し、自主的統一の突破口をひらくための課題が論議された。
会議では、北南間の先鋭化した軍事的緊張状態を緩和し、朝鮮半島の平和的環境を作り出すことが強調された。そのための喫緊の課題として、▼米南合同軍事演習の恒久的な中断▼南に米国の核戦略資産と侵略武力を引き込む一切の行為の中止を求めた。