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先代のように強く「生きる」/広島で歌舞団50周年、文芸同25周年記念芸術祭

2017年09月12日 17:03 文化

1,000余人で大盛況

太鼓の響き「祝太鼓」

広島朝鮮歌舞団創団50周年、文芸同広島支部創立25周年を記念する広島初中高チャリティー公演「広島芸術祭2017」が9日、広島市のアステールプラザで行われた。実行委員会の共同代表である総聯広島県本部の李兌炯委員長と広島県平和運動センターの佐古正明議長、黄伴美実行委員長(女性同盟広島・東部支部副委員長)、文芸同中央の金正守委員長をはじめとした各地の文芸同支部委員長及び歌舞団団長たち、同胞、日本市民ら1000余人が参加した。

公演には広島歌舞団、文芸同広島、金剛山歌劇団、広島初中高芸術クラブの卒業生、同校初級部舞踊部の児童ら48人が出演。長年にわたって文芸同広島を牽引してきた功勲芸術家の朴英美委員長が企画、演出、台本、振付を務めた。「再び生き返る広島」をテーマとした公演は3部で構成され、奥深く活力にあふれる演目がつづいた。

1部の幕開けを飾ったのは、「在日本朝鮮文学芸術家同盟第10回朝鮮舞踊コンクール」(7月)で金賞・特別賞を授賞した群舞「春の花」。冬の寒さに絶え雪の中から顔をのぞかせる花のように、先代の同胞たちはあらゆる試練に打ち勝ってきた。その「力強さ」が華麗な演目の端々に滲む。

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