新型対空迎撃誘導武器システム試験射撃/金正恩委員長が視察
2017年05月29日 15:34 共和国28日発朝鮮中央通信によると、金正恩委員長が、国防科学院が準備した新型対空迎撃誘導武器システムの試験射撃を視察した。
試験射撃は、新型対空迎撃誘導武器システムの戦闘的性能と信頼性を検証し、さらに現代化、精密化させることを目的とし、行われた。
試験射撃は不意に朝鮮の領空を侵犯する敵の空中目標を打撃し、消滅させることを仮想し、任意の方向にとんでくる様々な空中目標を探知、迎撃する方法で行われた。
金正恩委員長は、監視所で試験射撃進行計画に関する報告を受け、射撃命令を下した。
試験射撃を視察した金正恩委員長は人民軍指揮メンバーと国防科学院の幹部に、昨年に比べ、武器システムの目標発見および追跡能力が大きく向上し、命中精度も高まったとし、一連の欠陥が完璧に克服され合格と評価すると述べた。また、作戦能力が徹底的に検証された武器システムを大量生産することで、空中優勢論、武器万能論を唱える敵の妄想を完全に制圧、粉砕しなければならないと語った。
金正恩委員長は、国家対空防御能力を飛躍的に強化するためには次世代の対空迎撃誘導武器システムの開発事業も平行して行わなければならないと強調し、朝鮮式の近代的な対空迎撃誘導武器システム発展戦略に関連する綱領的課題を示した。
(朝鮮新報)