平壌キノコ工場が本格稼働
2017年05月11日 15:24 共和国2016年10月に完工した平壌キノコ工場(龍城区域)が本格的な生産に入った。朝鮮半島情勢が緊迫する中、金正恩委員長が同工場を現地指導した。(8日、朝鮮中央通信)
キノコ生産の科学化、集約化、工業化を実現した同工場は、エリンギ、エノキタケ、ヒラタケなど、さまざまなキノコを年間約1000トン生産できる、キノコ工場のモデルだ。
朝鮮では近年、金日成主席と金正日総書記の遺訓に沿って朝鮮をキノコの国にする目標を掲げ、キノコ栽培に力を入れている。
2013年には、キノコ人工栽培の中心基地である国家科学院中央キノコ研究所がオープン、キノコ栽培に必要な菌を各地方、単位に供給する体系が確立された。15年には600トン規模の生産能力を持つ平壌市キノコ工場(寺洞区域)が建設されるなど、各道でもモデル工場を手本にしたキノコ工場が建設され、キノコ生産の工業化がすすめられている。
(宥)
関連記事