米国によるシリアへの空爆を断罪/朝鮮外務省代弁人が談話
2017年04月10日 11:22 共和国朝鮮外務省の代弁人は8日、シリアに対する米国のミサイル攻撃を断罪する談話を発表した。
代弁人は、7日にトランプ行政府が、シリア政府軍が化学兵器を使用して民間人を虐殺したという口実の下、シリア政府軍の空軍基地に対する大量のミサイル攻撃を強行したことに対し、次のように主張した。
シリアに対する米国のミサイル攻撃は、主権国家に対する明々白々な侵略行為であり、絶対に容認されない行為である。われわれはこれを強く断罪する。
超大国を自称し、核兵器を保有しない国のみを選び、横暴な腕力を振るってきたのが歴代の米行政府であり、トランプ行政府も歴代政府と少しも違わない。
一部では、シリアに対する米国の今回の軍事攻撃がわれわれを狙ったいわゆる「警告」行動だとけん伝しているが、それに驚くわれわれではない。
今日の現実は、核戦力を強化してきたわれわれの選択が正しかったということを実証している。
われわれは、日増しに無謀になる米国の戦争策動に対処し、自衛的国防力を全面的に強化していくだろう。
(朝鮮新報)