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朝鮮文化は“芸術の極み”/福岡で金剛山歌劇団公演

2016年12月16日 15:57 文化・歴史
民族の伝統芸術で観客を魅了

民族の伝統芸術で観客を魅了

11月15、16日にかけて福岡で金剛山歌劇団の公演が行われた。

15日の昼と夜に行われた北九州公演(アルモニーサンク北九州ソレイユホール)では、総聯福岡県本部の李光鎬副委員長、総聯小倉支部の朴和慶委員長、総聯八幡支部の文達勝委員長、実行委の姜甲秀委員長、日明校区まちづくり協議会の井生猛志会長をはじめとする同胞、日本市民ら約1400人が会場に足を運んだ。また北九州市内の朝鮮学校生徒、同胞高齢者らが招待された。

70代の女性は「まさに芸術の極み。文化・芸能を継承することは難しいが、継続は力なりだ。これからも私たちの目と耳を楽しませてほしい」とエールを送った。

16日の福岡市公演(福岡サンパレス大ホール)では、総聯本部の李周学委員長、福岡地域商工会の朴英鉄会長、「福岡地区朝鮮学校を支援する会」の祐成典子共同代表、おちいし俊則福岡市議をはじめとする同胞、日本市民ら約720人が観覧した。

総聯支部と各団体及び機関責任者で実行委員会を構成し、昨年発足した「支援する会」の協力のもと準備活動を行った結果、広告募集目標を達成しチケット販売では過去最高の442枚を記録した。

「支援する会」では35の団体から協力を得て333枚のチケットを販売。公演当日には同会の後藤富和共同代表が福岡初級教育会の朴成根会長に支援金を手渡した。ある観客は「いつにも増して迫力があり民族の気概を感じた。朝鮮文化の素晴らしさを伝えようと友人を連れて行ったが、感動して涙を流していた」と感想を寄せた。

【実行委】

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