〈人・サラム・HUMAN〉広島初中高オモニ会会長/朴陽子さん
2016年11月04日 08:58 民族教育明るい未来への信念
「学校を守る上で財政も大切だけど、民族教育に対する信念が先立たないといけない」。昨年からオモニ会の会長を務め、不退転の決意で権利獲得運動に関わってきた。
2009年に高校無償化問題が浮上すると、12年に広島県・市の補助金支給が停止。13年8月から裁判闘争が始まった。
運動の中核を担ってきたのは、県教祖、市民団体、朝鮮学園、オモニ会など朝・日団体で構成される「民族教育の未来を考える・ネットワーク広島」。14年、ネットワークが中心となり朝鮮学校支援のモンダンヨンピルコンサートの準備を進める過程で、団体間の距離はそれまで以上に縮まった。