納涼祭などを合わせて盛大に／横浜初級創立70周年記念「ムジゲフェスタ」

祖父母たちに送る児童たちの公演

横浜初級創立70周年記念「ムジゲフェスタ2016」が9日、同校で行われた。

同校の梁桂鳳校長をはじめとする教職員、児童、保護者、卒業生、歴代教員をはじめとする同胞が参加し、横浜市教育委員会の役員や、交流が深い近隣の青木小学校校長、「日朝国交正常化をすすめる神奈川県民の会」の原田章弘共同代表をはじめとする日本人有志らも招かれ、約600人が参加した。

「ムジゲフェスタ」は、同校のアボジ、オモニ会が毎年主催しており、今年で16回目。「ムジゲ」とは「虹」という朝鮮語の意で、「ムジゲフェスタ」には家族、地域同胞、日本市民が一緒に楽しいひとときを過ごし、その笑顔が七色の虹のように輝いてほしいという主催者側の願いが込められている。

舞台で歌を歌う卒業生たち

今年は、創立70周年に際し、卒業生や元保護者をはじめ、同校にゆかりのある多くの地域同胞たちが集まり、今後、学校に関心を寄せて学校を愛する活動を積極的に行っていくきっかけの場として、学校バザー、敬老会、そして青商会、朝青をはじめとする若い世代の同胞たちの集まり「チンダルレ会」による納涼祭も合わせて盛大に開催された。

そのため、実行委員会は学校、保護者、「チンダルレ会」などで構成。地域一丸となって準備が押し進められた。