元「慰安婦」被害者のための「追慕の森」造成へ/中国・南京に
2016年10月20日 17:37 朝鮮半島南からの報道によれば、日本軍「慰安婦」被害者のための「追慕の森」が中国の南京にも造成される。
植樹を行うソーシャルベンチャー企業、Tree Planet(ツリー・プラネット)は18日、ソウル麻浦区にある戦争と女性の人権博物館で、中国・南京の慰安所遺跡周辺に「慰安婦」被害者を追慕する森、別称「少女を記憶する森」プロジェクトの着工式を行ったと明らかにした。南京は代表的な「慰安婦」被害地域で、日本軍が同地で運営した慰安所はこれまでに確認されたものだけでも40余カ所にのぼる。
着工式には元「慰安婦」被害女性の金福童さんと吉元玉さんのほか韓国挺身隊問題対策協議会のメンバーら30人余りが参加した。吉さんは着工式で平和と記憶の意味が込められた木を南京慰安婦博物館関係者に渡した。吉さんが渡した木は追慕の森に一緒に植えられる予定だ。