リオ五輪で期待のメダル候補者

重量挙げオム・ユンチョル、体操リ・セグァン、ホン・ウンジョンなど

重量挙げのオム・ユンチョル選手（写真：盧琴順）

【平壌発＝金淑美】リオデジャネイロオリンピック競技大会（8月5～21日）に参加する朝鮮の選手たちが確定した。オリンピックでのメダル獲得が期待される朝鮮代表選手らを種目別に紹介する。

最近、さまざまな国際競技で目覚ましい活躍を見せている朝鮮の重量挙げは、今回のオリンピックでも多くのメダル獲得が予想される。

その中でも特に、金メダルの最有力候補として注目されているのが、オム・ユンチョル選手だ。56kg級のオム選手は2012年ロンドンオリンピックのクリーン＆ジャークでオリンピック新記録を打ち立てた。14年仁川アジア大会では体重の3倍を超える重さを持ち上げ、世界記録を更新し、15年重量挙げ世界選手権大会では男子56級で再び世界新記録を出して優勝したことで世界に名を馳せた。

柔道ではホン・グクヒョン、キム・ソルミ、ソル・ギョン選手らが注目される。

ソル・ギョン選手は13年柔道世界選手権大会・女子78kg級で金メダルを獲得。2014年柔道グランプリ・青島大会、ウランバートル大会で1位になった。

体操のホン・ウンジョン選手（中央）