特別展「ほほえみの御仏・二つの半跏思惟像」/人民芸術家・洪永佑さんに聞く
2016年07月08日 10:06 文化・歴史古代朝・日交流の鮮やかな足跡
東京・上野の東京国立博物館(本館特別5室)で、特別展「ほほえみの御仏・二つの半跏思惟像」(10日まで)が開催された。一体は、ソウルの国立中央博物館蔵の半跏思惟像(韓国国宝国宝78号、三国時代・6世紀)であり、もう一体は奈良・中宮寺門跡蔵の半跏思惟像(国宝、飛鳥時代・7世紀)。
この催しは古代朝鮮半島と日本の色濃い文化交流を如実に物語るもので、会期中、多くの歴史ファンが詰め掛けた。会場で二体の仏像を見ながら、その類似点や相違点などについて、美術作品全般に造詣が深い、朝鮮民主主義人民共和国の人民芸術家である画家の洪永佑さんに話をうかがった。