今年も祖国で選考試合/在日朝鮮青年学生サッカー代表団
2016年07月10日 10:36 スポーツ 民族教育朝鮮代表への第一歩
女子選手が初参加
【平壌発=金淑美】昨年に続き年齢別国際大会での朝鮮代表選手選出を目指し、選手育成を目的とする在日朝鮮青年学生サッカー代表団が祖国を訪問した(6月20~30日)。4回目となる今回は、AFC (アジアサッカー連盟)U-16選手権(9~10月、インド)、FIFA(国際サッカー連盟) U-17女子W杯(9~10月、ヨルダン)、AFC・U-19選手権(10月、バーレーン)に出場する代表選手を選抜するためのもの。日本各地の朝高から男子24人と女子1人が参加した。代表選考試合に同胞女子選手が参加するのは初めて。
戦績は3勝1敗
代表団は滞在期間、平壌国際サッカー学校を拠点に連日にわたってトレーニングを続け、祖国のチームを相手に4試合を行った。代表団の練習場には人工芝のグラウンドが提供され、試合では国際審判員らが審判を務めるなど祖国の手厚いサポートのもとで生徒らはいかんなく力を発揮し、3勝1敗の戦績を収めた。
27日、西山サッカー競技場で行われた最終試合では、U-16の代表選手らと対戦。4試合中、最も白熱した試合となった。