〈本の紹介〉「国をつなぐ奇跡の鳥クロツラヘラサギ」/今関信子著
2016年04月18日 10:05 文化・歴史友好、統一の架け橋に
本書の主人公となるクロツラヘラサギは、体長7、80センチのペリカン目トキ科の鳥。長いしゃもじのような平らな形のクチバシを左右に振りながら、干潟で魚やエビ、カニ、貝類などのエサを食べることが知られている。9割が朝鮮半島を南北に隔てる軍事境界線の北と南、それぞれ2キロメートルずつに設けられた非武装地帯で繁殖している。
本書の主人公となるクロツラヘラサギは、体長7、80センチのペリカン目トキ科の鳥。長いしゃもじのような平らな形のクチバシを左右に振りながら、干潟で魚やエビ、カニ、貝類などのエサを食べることが知られている。9割が朝鮮半島を南北に隔てる軍事境界線の北と南、それぞれ2キロメートルずつに設けられた非武装地帯で繁殖している。