〈朝鮮新報創刊70年・記者が語る歴史の現場 15〉6.15時代の熱気
2015年12月23日 09:00 文化・歴史分断史上初の北南首脳会談開催と6.15共同宣言採択は、朝鮮新報記者の取材環境を変え、活動領域を広げた。1970年代から90年代までも北南会談、交流事業の現場に朝鮮新報記者の姿があったが、2000年6月以降は、平壌、ソウル、金剛山などで取材する記者たちが祖国統一の大きなうねりの中に身を置き、民族の宿願を実現するための世論形成に、より積極的に関わるようになった。インターネットがすでに普及し、朝鮮新報の記事は、在日同胞の枠を超え、南と海外の同胞に伝わるようになっていた。