平和協定締結し、恒久的平和樹立を/朝鮮外務省が声明を発表
2015年10月19日 16:59 共和国朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省は17日に発表した声明で、対決と緊張激化の悪循環の輪を断ち切るためには、停戦協定を平和協定に替えることを先行させなければならないと米国に呼びかけた。
声明は、朝鮮が過去、非核化問題を先に議論すべきだという関係国側の主張を考慮して6者会談で非核化の議論を先に行ったり、核問題と平和保障問題を同時に議論したこともあったが、その全ては失敗し、たとえ一時、部分的合意にこぎついたことはあってもその履行にはつながらなかったと指摘。また、その最も主たる原因は、米国の対朝鮮敵視政策が続き、大規模合同軍事演習と軍事的挑発行為の強行が周期的に全ての交渉の雰囲気を壊し、朝鮮半島情勢の緊張を高調させているところにあると強調した。