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弾道弾水中試射について原則的立場を表明/朝鮮国防委員会政策局代弁人

2015年05月21日 09:38 共和国

朝鮮国防委員会政策局の代弁人は20日、戦略潜水艦の弾道弾水中試射について米国、日本、南朝鮮の反動層が連日、悪態をついていることに関連して、声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
声明は、主権国家の正々堂々たる自衛力強化措置に、言い掛かりをつけてくる心根と、挑戦的な行動の態度に対して、看過できないとし、次のように指摘した。

われわれの戦略潜水艦の弾道弾水中試射は並進路線に従ったわが軍隊と人民の自衛力強化措置の一環であり、戦略的打撃手段開発の新たな高い段階である。

われわれの核打撃手段は本格的な小型化、多種化の段階に入って久しい。

中・短距離ロケットはもちろん、長距離ロケットの精密化、知能化も最上の命中確率を保証できる段階に上がった。

われわれはこれについて隠さない。

誰かが「挑発」だと言い掛かりをつけ、「中止」しろと言い散らすからといって放棄することではないわれわれの正々堂々たる自衛力強化措置であり、合法的な主権行使である。

われわれに対する米国とそれに追従するあらゆる不純な敵対勢力の「脅威」と「恐喝」が続き、侵略と「制度転覆」の白昼強盗さながらの策動が陰に陽にいっそう露骨になっているこんにちの世界で国の国防と安全を守り、民族の尊厳を守るために立ち上がったわが軍隊と人民の国防力強化計画はいささかの揺るぎもなく非常に速いスピードでいっそう力強く推進されるであろう。

米国とそれに追従するあらゆる不純な敵対勢力はわれわれのこれらすべての自衛力強化措置をこれ以上、「挑発」と「脅威」にむやみに言い掛かりをつけてはいけない。

国連安全保障理事会の「決議」というものを「基準」にしてわれわれの戦略潜水艦の弾道弾水中試射を「挑発」に、地域の平和に対する「脅威」に仕立てる米国とその追随勢力の行為についてはいかなる場合もなおさら許せないというのがわれわれの立場である。

それは、国連安保理が世界の平和と安全を保障するようになったその使命と憲章に明記された任務を忘却し、米国の独断と専横に従って動く機構、公正さと衡平さを投げ捨てて主権尊重の原則、内政不干渉の原則を自ら放棄した機構に転落したからである。

われわれの不倶戴天の敵である米国、日本の反動層と南朝鮮のかいらい、すべての不純勢力はわれわれの神聖な領土、領海、領空を狙って「制度転覆」を夢見る侵略者のしゅん動を粉砕し、民族の尊厳と主権を守るために用意したわれわれの威力ある打撃手段が正面と側面だけでなく、背後の任意の場所でも命中弾を加える臨戦態勢にあるということを瞬間も忘れてはいけない。

(朝鮮新報)

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