迫力ある朝鮮石造、なぜ三島に/静岡県・佐野美術館をめぐって
2015年03月20日 09:00 文化・歴史静岡県三島市に初めて訪れたのは寒さが厳しい折りの1991年1月である。観光とは無縁の旅で、かつて日本大学教養学部三島校の教授だった軽部慈恩の弟子格のY氏から軽部の朝鮮文化財略奪に関しての証言を求めるための三島行きだった。Y氏との面接を斡旋してくれたのは故江坂輝弥慶応大学教授であり、今回の訪問に同行した。

巨大で神秘的な迫力を持った神道碑
静岡県三島市に初めて訪れたのは寒さが厳しい折りの1991年1月である。観光とは無縁の旅で、かつて日本大学教養学部三島校の教授だった軽部慈恩の弟子格のY氏から軽部の朝鮮文化財略奪に関しての証言を求めるための三島行きだった。Y氏との面接を斡旋してくれたのは故江坂輝弥慶応大学教授であり、今回の訪問に同行した。
巨大で神秘的な迫力を持った神道碑