危険な南と日本の軍事的接近(下)
2015年02月13日 10:35 朝鮮半島朝鮮への日本軍事力の再侵略の道を開く
集団的自衛権の行使
在南米軍司令官は米・南合同軍司令官、国連軍司令官を兼ねている。米軍はどのような名目でも戦争を挑発することができる。
集団的自衛権は日本に対する攻撃がなくても米軍の挑発した戦争に日本が加担することである。
米・南・日軍事同盟の下における朝鮮有事を想定した場合、南朝鮮軍、自衛隊は米軍の統一的作戦指揮下におかれ、その命令、指示によって動くことになる。
朴槿恵政権は、朝鮮半島で集団的自衛権が行使される場合は南朝鮮政府の承認を得なければならないなどと如何にも自主権があるかのように空虚な言葉を並べているが、実際に集団的自衛権の行使によって米軍の作戦行動に加担し自衛隊が朝鮮半島に出動、上陸した場合、南朝鮮政府がこれを拒否するなどはできることではない。南と日本の軍事的接近は、日本の軍事力の朝鮮再侵略に門戸を開くことにつらなる。
南朝鮮軍と自衛隊の癒着
南朝鮮軍と自衛隊の癒着が目立つのは、朴正煕軍事政権の時からである。南朝鮮軍を組織するにあたって骨幹となり軍の上層部をしめた朴正煕「大統領」、金錫源、丁一権(首相)、李亨根、李鍾賛、金貞烈らは全て日本の陸軍士官学校あるいは「満州国」軍官学校出身者で多くは抗日パルチザン「討伐」作戦、中国侵略に参加した経歴をもっている。