〈歴史を背負って生きる 2〉二人三脚で、民族一筋の道歩む
2015年01月20日 10:25 文化・歴史女性同盟北海道札幌支部顧問・全花子さん
福々しい姿と穏やかな微笑み。北海道札幌で暮らす全花子さんは84歳の高齢だが、タブレットを自由に操る。メールで送信されてきた3歳になったばかりの東京に住む曾孫(双子)の近影を見て目尻を下げる。
「こんなに可愛いのは、うちの系統ではないよ、孫の嫁さんそっくりだよ」と茶目っけたっぷりに。
13前に他界した夫・李在郁さんとの間に4の息子を儲け、孫14曾孫6人が
いる。数年前に交通事故にあい、大腿骨を骨折し車イス生活を余儀なくされたが、明るさを失わず、何事にも前向きだ。