【寄稿】「福島県富岡町を訪れて」/張永祚
2014年12月16日 14:59 文化・歴史東日本大震災・被災地の今
東日本大震災と福島原発事故後から3年半が過ぎた先月、帰還困難区域に指定されている福島県富岡町を訪れた。
この地域は現在、午前9時から午後3時まで被災者が自宅に戻り、整理、片づけができることになっている。しかし、町には人の気配が全く感じられなかった。残骸はそのままの状態で、今も廃墟と化したJR常磐線「富岡駅」付近は放射線量が3.75ミリ・シーベルト(地表)であった。
東日本大震災と福島原発事故後から3年半が過ぎた先月、帰還困難区域に指定されている福島県富岡町を訪れた。
この地域は現在、午前9時から午後3時まで被災者が自宅に戻り、整理、片づけができることになっている。しかし、町には人の気配が全く感じられなかった。残骸はそのままの状態で、今も廃墟と化したJR常磐線「富岡駅」付近は放射線量が3.75ミリ・シーベルト(地表)であった。