支援者主体から当事者主体へ/90余人であいちムジゲ会運動会
2014年12月02日 14:41 権利あいちムジゲ会2014年度運動会が11月23日、名古屋初級講堂で行われた。自閉症やダウン症などの障がいを持つ子どもを育てる9家族をはじめ、彼らと寄り添って行こうとする一般の同胞家族、愛知中高のポラムティア(NPO法人コリアンネットあいちのボランティアネットワーク)たちが、愛知、岐阜、静岡、長野の各地から90余人集った。
2年前から役員を務めている3人のオモニたちは、これまであいちムジゲ会に参加してきたメンバーに会って話を聴くことを強く望んでいたが、発足から12年の年月を重ねるなかで成人した子どもと家族たちは、自然に足が遠のいていた。毎回20人近く参加していた学生ポラムティアたちも昨年は1人であったことから、役員たちは多くを話し合った。そして、「やさしい心を育むあいちムジゲ会」を目指し、新たなメンバーへの呼びかけ、障がいがない子どもたちとの交流の企画、各学校のオモニ会や教員への広報などをコリアンネットあいちの担当職員とともに積み重ねた。