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大阪第4が21年ぶりの優勝/第36回コマチュック大会

2014年09月11日 17:36 スポーツ
優勝を喜ぶ大阪第4初級選手たち

優勝を喜ぶ大阪第4初級選手たち

台風の影響で延期となった「第36回在日朝鮮初級学校中央サッカー大会(コマチュック大会)」(主催=在日本朝鮮人蹴球協会、主管=在日本朝鮮人大阪府蹴球協会)の本選1部準決勝と3位決定戦、決勝戦が9日、大阪・堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターで行われた。

決勝戦は、準決勝で生野初級を1-0で下した大阪第4初級と、今回初めてベスト4入りした「セッピョル」(茨城、群馬、栃木、北海道、東北、福島、新潟の合同チーム)にPK戦の末、勝利した城北初級の「大阪対決」となった。

試合は前半4分に動いた。左サイドからドリブルで相手陣に切り込んだ大阪第4の李泰河選手(初6)が相手ディフェンダーをひきつけ、ゴール前へパス。フリーになっていた趙智久選手(初6)が合わせゴールネットを揺らした。

対する城北も果敢に相手のゴールを脅かすものの、得点にはつながらなかった。一進一退の攻防を繰り広げるも、前半の1点が決勝点となり、1-0で大阪第4初級が21年ぶり、3回目の優勝を果たした。

終了のホイッスルとともに、大阪第4初級の選手、サポーターたちは抱き合い喜びを分かち合った。グラウンドには、泣き崩れる城北の選手に手を差し伸べる大阪第4初級の選手の姿もあった。

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