“過去清算義務と責任果たせ”/朝鮮の社会団体がアピール
2014年08月18日 16:39 共和国朝鮮中央通信によると、朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会のスポークスマンが15日に談話を発表し、日本当局が敗戦後からこんにちまで、朝鮮と朝鮮人民に働いた犯罪に対して何の清算もしていないとして断罪した。
談話は、日本当局が去る69年間、日帝の最大被害国である朝鮮に対して敵視政策を追求しながら国際的孤立と圧殺を謀り、総聯と在日朝鮮人を弾圧、迫害し、過去清算に対する自国の責任を回避したと指摘。過去に朝鮮を不法占領して働いた犯罪の歴史を正しく清算するのは、日本が国際法に担った義務であり、当然履行すべき国家の責任であると強調した。
そのうえで、現在、世界の至る所で日本の過去犯罪を再確認し、誤った歴史観などを問題視する声が噴出しているが、これも結局、日本当局が性奴隷犯罪をはじめ過去の反人倫犯罪を反省せず、歴史の真実を否定し、犯罪行為を正当化しようとしたためであると非難した。
談話は、過去清算に対する法律的・道徳的義務と責任を果たす時にのみ、日本が真に国際社会の前に「正常国家」として姿を現すことができると指摘した。
(朝鮮新報)