〈若きアーティストたち 100〉エアリアルパフォーマー・安未史さん


挫折を乗り越えトップ目指す/天性の身体能力、無重力のステージ

高さ25mの位置からつるされた紐。それを両腕でつかみ、手ではなく足で足首に巻きつけたかと思うと、縦に回転しながら一気に上昇。天性の身体能力とテクニック、芸術性で、無重力の空間がステージ上に繰り広げられる。

東京・亀戸駅にあるスタジオの門を叩くと、宙づりにされたフープにまたがり、体を反り返しながらきれいにポージングをとる安未史さん(27)の姿があった。

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