洗浦地区に世界屈指の畜産拠点

全国の関心の中で大自然改造

【平壌発＝李泰鎬】朝鮮は今、江原道の3つの郡にまたがる広大な洗浦台地開墾および大規模畜産拠点建設事業を国家的規模で進めている。来年迎える朝鮮労働党創建70周年までにすべての建設が終わる計画だ｡

洗浦郡､平康郡､利川郡一帯を開墾して合計5万数千ヘクタールの膨大な牧草地をつくり、牛､羊､ヤギ､豚､ウサギ､アヒルなどを育てて食肉を生産する畜産拠点を建設している｡

広大な人工草原

台地開墾と自然草原整理事業はすでに終わった｡ 放牧道路をはじめとする千数百kmの道路が新しく形成された｡餌用の草を育てる人工草原造成事業は今年中に全て終わらせる計画だ｡

食肉生産目標は2017年に年間5千tで、段階的に引き上げて2020年に年間1万tを生産する計画だ｡ さまざまな食肉加工品と乳製品も生産することになる｡