新校舎竣工の喜び分かち合う／東京第1初中、1300人で祝賀

東京朝鮮第1初中級学校の新校舎竣工式が13日、同校で盛大に行われた。総聯中央の許宗萬議長をはじめ、新校舎建設委員会メンバー、父母、生徒、卒業生、学区内の同胞など1300人が参加。建設委を立ち上げて新校舎建設のため奔走してきた3年間を感慨深く振り返りながら、喜びをかみしめていた。

2011年月の東日本大震災以後、耐震問題が喫緊の問題として提起され、建設委が2012年3月に結成。新校舎建設は学区内の全同胞的な運動として進められてきた。

1300人の参加のもと行われた新校舎竣工式

そうしてついに、安全で現代的な設備の整った新校舎が完工した。建設委によると、地下30mに28のコンクリート杭が打ち込まれ、1階から3階までの壁に頑丈な鉄筋をはめ込んであり、安全性が保たれている。また、冷暖房設備が完備され、ワイファイ（ＷｉーＦｉ）が設置されており、どの教室でもインターネットが使える。幼稚班の教室はオンドルが設置され、幼児用のトイレも完備された。