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九州中高に編入した大分の兄弟、きっかけは一日体験入学

2014年04月10日 17:32 暮らし・活動 民族教育

「待ち望んだウリハッキョでの生活」

5日、九州朝鮮中高級学校の入学式。新入生の中には、真新しいブレザーに身を包み緊張した面持ちの朴遼一くん(中2)と朴拓道くん(中1)の姿があった。大分県在住の3兄弟の長男と次男は今年から中級部に編入、入学した。大分県の生徒が朝鮮学校に入るのは8年ぶりの出来事だ。

男子寄宿生とともに(左手前から朴悠太、朴拓道、朴遼一さん)

男子寄宿生とともに(左手前から朴悠太、朴拓道、朴遼一さん)

兄弟の家から一番近い福岡朝鮮初級学校までは電車で2時間半以上。通学の問題から近所の小学校に通った。

日本学校出身の父、朴一秀さん(44)は青商会のメンバーたちの勧めで、子どもたちを2カ月に1回の土曜児童教室に送った。最初は嫌々通っていた子どもたちだったが、徐々に変化が見え始め、習ったウリマルで本名やあいさつ、単語などを家で自慢げに並べるようになったという。

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