朝鮮大学校で入学式/同胞社会担う存在に
2014年04月14日 19:28 民族教育朝鮮大学校(東京・小平市)の2014年度入学式が10日、同校講堂で行われた。総聯中央の許宗萬議長、裵益柱副議長、宋根学教育局長、同校の張炳泰学長、朴英植理事長をはじめとする理事、中央団体の活動家、新入生らと保護者、教職員、在校生らが参加した。
金剛山歌劇団歌手による「愛国歌」斉唱で始まった入学式では、朝鮮民主主義人民共和国教育委員会から送られた祝電を、裵益柱副議長が朗読した。
続いて、許宗萬議長があいさつした。
議長は、総聯第23回全体大会を迎える年に、民族教育の象徴である朝大に入学した学生たちを温かく祝うと同時に、大学生活を通じて生涯をともにしていく親友を多く作り、次世代の同胞社会を担う存在として一生懸命に学んでほしいと述べた。
創立58周年を迎える朝鮮大学校は今年6月、現在の小平市に移転してから55周年になる。張炳泰学長は報告の中で、祖国と同胞社会の期待の中で大きな抱負を胸に抱き日々成長してほしいと期待を込めた。