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北九州初級で園児、児童数が増加/父母との信頼関係が成果生む

2014年04月08日 13:45 民族教育

北九州朝鮮初級学校の入学・入園式が6日、同校体育館で行われ、在校生や教員、保護者、同胞、関係者ら150余人が新入生たちを祝った。

近年、同校では児童、園児数が下降線をたどっていたが、教員たちが保護者たちと密接な関係を築くなどひたむきに募集活動を繰り広げ、また、オモニたちの間で交流が広がりを見せるなかで、園児、児童数は2012年度の65人から、2013年度は69人、今年度は76人と着実に増加している。

76人の園児、児童たちで2014年度をスタートした北九州初級

76人の園児、児童たちで2014年度をスタートした北九州初級

文達成校長は成果の要因について、「保護者たちとの信頼関係」と「ニーズに対する柔軟な対応」を挙げる。同校では日本学校に子どもを送っている同胞たちにも朝鮮学校に足を運んでもらう機会を多く設けようと、七夕祭りや餅つき大会、小動物たちと触れ合える「ミニミニ動物園」を企画するなど多彩な行事を企画。また0歳からの「体験入園」、昨年度からは園児を対象とした「体験入学」も実施している。それらは父母間のコミュニケーションを深める機会になると同時に、教員たちとの意見交換を行う大切な場にもなっている。

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