〈朝鮮民族の美73〉滑石製如来坐像⑤
2014年03月09日 16:22 文化・歴史これは戦前、東大国史学科を卒業し、京大の考古学教室の副手として勤務した後、朝鮮総督府博物館慶州分館に勤務することになった斎藤忠(ただし)氏が1936年9月、百済の古都の近くにある軍守里の廃寺の塔の心礎の泥の中からすくい上げたものである。
これは戦前、東大国史学科を卒業し、京大の考古学教室の副手として勤務した後、朝鮮総督府博物館慶州分館に勤務することになった斎藤忠(ただし)氏が1936年9月、百済の古都の近くにある軍守里の廃寺の塔の心礎の泥の中からすくい上げたものである。