〈第1書記の活動 2月〉思想活動の重要性指摘
2014年03月10日 16:05 共和国金正恩第1書記は2月、朝鮮労働党第8回思想活動家大会(2月24~25日)で演説「革命的な思想攻勢で最後の勝利を早めよう」を行い、思想活動の重要性について強調した。
党の路線を人民の信念に
中央と地方の宣伝部門をはじめ、出版・報道、文学・芸術部門などの活動家らが参加した今大会。金正恩第1書記は演説で、今回の大会の基本精神について「チュチェの思想論をさらに高く掲げ、革命の最後の勝利を早めること」であると指摘。そのうえで、「革命的な思想攻勢によって最後の勝利を早めよう!」というスローガンを提示し、党の思想活動における課題について述べた。
まず、党の唯一指導体系を確立するための思想攻勢に力を集中させなければならないと強調した。ここでは、今まで党の唯一指導体系を確立するための学習などが全党的に行われてきたものの言葉や書類上で済ませる傾向があり、「実際には、党内における現代版分派の発生を未然に摘発、粉砕することができなかった」とし、「またもや党内に分派が現れた責任は、思想活動家にもある」とのきびしい指摘もなされた。