〈高校無償化〉心合わせて共闘/絶対に孤独な闘いにしない
2014年02月26日 17:34 民族教育既報のように東京で18日、「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」が発足した。結成集会には600人を超える日本人支援者、同胞らが参加。多くの人々が壇上に立ち、原告となった東京朝鮮高級学校の生徒たちと共に最後までたたかう決意を語った。
▼松野哲二さん/「チマチョゴリ友の会」代表
今回の裁判を「大衆的な運動」にすることが、私の役目だと思っている。本来なら私たち日本人が日本政府に対して「朝鮮学校の子どもたちを、これ以上苦しめるな」と最前線で訴えていかなければいけない。それなのに高校生たちを矢面に立たせてしまった。私たちがこれを支援しないわけにはいかない。裁判は法廷にのみ任せるのではなく、同時に社会化しなければ勝てないと思う。私たちは毎回傍聴席が人々であふれ返るようにするし、「支援する会」の会員も増やしていく。そしていつでも、どこでも、誰でも朝高生を支援する活動の担い手にならなくてはいけない。裁判支援のための活動を全力でやり抜く決意だ。