〈Sinbo -계승과 혁신- 2月〉同胞弁護士物語／「私が盾となって守る」
2014年02月20日 11:55 特集
2013年度司法試験合格者に、4人の朝鮮大学校卒業生が同時に名を連ねた。在日同胞の生活と権利を法的に擁護する専門家を育成するため、政治経済学部に法律学科が創設されたのは1999年。これまでに同学科卒業生から、上記4人を含めた11人（男性4人、女性7人）の司法試験合格者、3人の司法書士試験合格者が生まれた。2002年の拉致問題発覚、2006年の「経済制裁」など朝・日関係が急激に悪化するとともに日本社会が右傾化する中、在日同胞社会を取り巻く状況は厳しさを増している。「枝川裁判」「薬事法違反容疑」「無年金問題」「ヘイト･スピーチ」…。2010年に始まった「高校無償化」制度から朝鮮学校のみが除外され、これをきっかけに自治体が補助金を停止している問題でも、大阪、福岡をはじめ各地で裁判が行われている。同胞社会を、そして「私たちの学校」（ウリハッキョ）である朝鮮学校を守るためのたたかい。その最前線には、同胞弁護士が立っている。
（鄭茂憲）
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