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〈第1書記の活動 1月〉今年の重要課題を明示

2014年02月05日 14:55 共和国

金正恩第1書記は1月、2014年を迎えて行った新年の辞で、今年を「社会主義強盛国家建設の全ての戦線で飛躍の旋風を巻き起こし、先軍朝鮮の繁栄期を切り開く年」だと強調した。第1書記は現地視察を通じて、科学技術分野をはじめとする今年の重要課題を明示し、必要な対策について指示した。

「科学技術成果の年」に

1月15日発朝鮮中央通信によると、金正恩第1書記は科学研究における国内最高機関である、国家科学院を現地指導した。

国家科学院の各所を長時間にわたって見て回りながら、研究成果などについて具体的に報告を受けた第1書記は、科学技術は強盛国家の建設を促す原動力だと述べ、現状に即して国の科学研究をさらに高い段階へ引き上げる上で指針となる課題を示した。

第1書記は、今年を「科学技術成果の年」「科学技術勝利の年」として輝かせるのが朝鮮労働党のビジョンだと述べ、「祖国の繁栄と人民の幸福のための闘いで、国家科学院が担っている任務が大変重要だ」と指摘。科学者、技術者が自らの研究成果を経済の現場に適時に取り入れることを指示するとともに、「われわれが豊かになることを望ましく思わない帝国主義者と反動層の孤立・圧殺策動が深刻化している状況に応じて、科学技術の力で直面する困難を乗り越えなければならない」と述べた。また、科学研究で成果を収めるためには科学技術部門に惜しみなく投資すべきであるとしながら、国家科学院の物質的・技術的土台を強化するための措置を講じた。

第1書記は、科学者、技術者の精神力を最大限に発揚させるとともに、彼らの生活上の問題を解決することが重要だと述べ、昨年、科学者たちのための住宅街として「銀河科学者通り」(平壌)をつくったように、国家科学院が位置する恩情科学地区(平安南道)に新たな「科学者通り」を今年10月10日の党創立記念日までに建設することについて語った。そのうえで、新たに建設する科学者通りを「衛星科学者通り」と命名しようと述べた。

一方で第1書記は同日、科学者、技術者のための休養所が建てられる延豊湖(平安南道)を訪れた。

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