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「核の傘」の下で育つ毒キノコ/労働新聞、米日結託戦争戦略を批判

2014年02月14日 13:10 共和国

安倍首相は衆議院予算委員会で、1960年代の核兵器の搬入に関連する米日密約の存在についての質問に対し、歴代の自民党政権がそれを引き続き国民に知らせなかったのは誤りだと思うと述べた。

これは日本と共謀結託して北東アジア地域で核戦争を起こそうとする米国の策動が、すでに1960年代から始まったということを日本当局者が全世界に告発したも同然だ。

南朝鮮と日本を核前哨基地に仕立て上げ、朝鮮半島で核戦争を引き起こそうとするのが米国の侵略的企図だ.

 

米帝が1960年代に目下の同盟者と核密約を行った理由がまさにここにある。

今日、日本に集結している米軍の膨大な核攻撃手段は北侵核戦争戦略を実現するためのものだ。

米国が近年、南朝鮮と日本で核武力を動員して各種の戦争演習を絶え間なく行うのは決して理由なきことではない。

朝鮮半島に生じた核戦争の危険に関連して、表では「非核3原則」を唱えながら、裏では米国と結託して自国の領土を核前哨基地として引き渡す日本の反動層の陰険な企図も問題視せざるを得ない。

核武装化は日本の変わらない野心であり、軍事大国化の戦略的目標だ。日本の反動層は、海外侵略の野望実現の前途を核武装化にかけている。核武装化を促せば海外侵略、世界征服の道に意のままに飛び込むことができるというのが日本の反動層の観点だ。

米国が真に核脅威について関心があるのなら、自らの「核の傘」の下で、どのような毒キノコが寄生しているのかに神経を使うべきでだ。

米国が真に平和と核軍縮に関心があるのなら、反朝鮮核先制攻撃の野望をこれ以上追求してはならず、さしあたり、南朝鮮で強行しようとする核戦争演習から中止すべきだ。

(労働新聞9日付論評)

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