生野初級支援、生徒と金剛山歌劇団による合同公演
2013年11月30日 09:59 民族教育1100余人が観覧
生野朝鮮初級学校生徒と金剛山歌劇団による合同公演「つなげよう」が11月20日、東大阪市立市民会館で行われた。公演は、同校を財政面で支援する地域の支部、団体、保護者らによる年間を通じた大衆運動のメイン行事として催された。
公演を総聯大阪府本部の夫永旭委員長、公演実行委員会の鄭敏河委員長(48、生野初級教育会会長代行)、金剛山歌劇団の李龍秀団長、学区4地域(生野南、中西、生野東、東阿)の活動家、同胞、「チョソンハッキョを楽しく支える生野の会」など朝鮮学校を支援する日本市民ら1100余人が観覧した。
鄭敏河委員長はあいさつで、公演開催にあたり、保護者、地域同胞、総聯支部、各機関団体のほかにも、多くの企業や日本市民による賛同、応援があったとしながら謝意を表した。公演タイトルについて、「在日1世が築いた民族教育の礎を若い世代が引き継ぎ、未来へとつなげていこうという意味を込めた」と説明。民族教育を取り巻く環境が厳しい中、本公演を機に心をひとつにして、代を継いで子どもたちに明るい未来を与えたいと強調した。