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第11回KYCカップ/KYC埼玉4.6FCが大会初の2連覇

2013年10月26日 13:14 スポーツ

「第11回KYCカップ中央サッカー大会」には、約250人が参加した。

「第11回KYCカップ中央サッカー大会」には、約250人が参加した。

「第11回KYCカップ中央サッカー大会」(主催=在日本朝鮮青年商工会第11回KYCカップ実行委員会、後援=在日本朝鮮人蹴球協会、場所=静岡・時之栖スポーツセンター裾野グランド)が13、14の両日に行われ、各地の青商会とその家族など、約250人が参加した。

大会では熱戦が繰り広げられた。

大会では熱戦が繰り広げられた。

同大会は、サッカーを通じて青商会会員の交流を深め、地域活動を活性化させることを目的に2003年から始まった。2日間繰り広げられた熱戦の末、KYC埼玉4.6FCが大会初の2連覇、3度目の優勝を果たした。

今大会には、KYC埼玉4.6FC(埼玉県)をはじめ、昨年2位のKYC愛知(愛知県)、3位の伊丹高麗(兵庫県)、東京第5学区青商会サッカー部、東京選抜(東京都)、KYC千葉(千葉県)、チームセッピョル(北関東・東北連合)、KYC長野(長野県)、S.O.C(Shizuoka One Corea、静岡県)、OKFCシニアオーバー30(大阪府)、岡山ピンナラFC(岡山県)など、全11チームが出場し、熱戦を繰り広げた。

初日目のグループリーグ戦では11チームが3グループに分かれて試合が行われ、KYC愛知、KYC埼玉4.6FC、OKFCシニアオーバー30、岡山ピンナラFCが決勝トーナメントに勝ち進んだ。

優勝したKYC埼玉4.6FCの選手とその家族たち。

優勝したKYC埼玉4.6FCの選手とその家族たち。

汗ばむほどの晴天の中、2日目には決勝トーナメントが行われた。激戦を勝ち抜き決勝に進出したのは、昨年の優勝チームであるKYC埼玉4.6FCとOKFCシニアオーバー30。

週に1回練習を積み重ねてきたOKFCシニアオーバー30に対して、KYC埼玉4.6FCは9月の「ウリ民族フォーラム2013 in 埼玉」の準備もありほとんど練習ができなかった。対照的なチーム同士が対戦した試合では白熱した展開が繰り広げられたが、互いに決定力を欠いた。スコアレスドローで迎えたPK戦の末に、KYC埼玉4.6FCが大会史上初となる2連覇を成し遂げた。

大会初日の宴会では、参加者たちは交流を深め、それぞれの思いを共有した。

大会初日の宴会では、参加者たちは交流を深め、それぞれの思いを共有した。

KYC埼玉4.6FCの金オクセ会長は、「ウリ民族フォーラムを成功させた埼玉の勢いが表れたと思う。会員同士の団結力が強まり、非会員とのつながりも深まるいいきっかけにもなった。今大会の結果を今後の活動への弾みにして、来年も優勝し必ず3連覇を成し遂げたい」と語った。

決勝戦の前には子どもたちのPK合戦が行われ、特別ゲストとしてまねかれた「ピビンバレンジャー」の「コサリブラウン」がゴールキーパーを務めた。子どもたちの喜ぶ姿は参加者たちの心を和ませた。

また、大会初日の夜の宴会では、第3回中央会長杯青商会腕相撲大会が行われた。今回は、右腕部門のみだったが、昨年の優勝者であるKYC大阪の金朋秀さんを破り、千葉の許清志さんが見事優勝し、会場は大いに盛り上がった。その後、毎年恒例となった各チーム紹介及び、地域の活動アピールなどが行われた。参加者たちは互いの交流を深め、それぞれの思いを共有しながら、今後の活動や子どもたちの未来について語り合った。

【青商会中央】

 

 

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