福岡地域青商会が福岡初級幼稚園に遊具設置、園創設50周年を記念
2013年06月04日 13:25 民族教育子どもたちのために汗流し
福岡地域青商会の民族文化委員会メンバーらが5月19日、26日の2度にわたり、福岡朝鮮初級学校の運動場にタイヤの遊具を設置した。同校の幼稚園創設50周年を記念して行われた。
福岡地域の各団体は昨年から、同幼稚園創設50周年を盛大に迎えるため各種支援事業を企画し、その実行と準備にあたってきた。
今回、運動場に設置された遊具は園児用6個と初級部児童用10個。
福岡青商会では、園児のために園庭に手作りの遊具を作ろうと、福岡青商会民族文化委員会の崔聖哲委員長の責任の下で、幹事会の場で話し合いを重ね幼稚園側とも度々協議してきた。
タイヤは日本の知人の支援をもらった。また、設置作業に必要な重機などは福岡青商会の石英智初代会長(総聯和白分会の分会長、同幼稚園第1期卒)の協力を得た。
2回にかけて行われた作業には、若手の地域青商会メンバーたちを中心とした34人が参加。遊具設置の話を聞きつけた総聯支部委員長やアボジ会会長も訪れ、スコップや塗装用ペンキを手に共に汗を流していた。
作業後は運動場で、福岡初級の教員たちを慰労する会が開かれた。参加者たちは、焼肉に舌鼓を打ちながら、話に花を咲かせた。
あいさつした福岡青商会の金成学会長は、「青商会が学校の教員たちと共に、子どもたちと民族教育のため協力し、同胞社会のいっそうの発展に向けがんばっていこう」と呼びかけた。
福岡初級と福岡青商会では、10月27日に行われる同幼稚園創設50周年記念行事「夢・未来(ユメミレ)!福、お~か~オリニフェスタ」の成功に向けて、今後も協力していくという。
その他にも、50周年記念事業の一環として、福岡青商会による校内施設整備、幼稚園オモニたちによるガ-デニングと室内清掃作業「3ピカユチバンプロジェクト」、アボジ会による園庭人工芝化事業などが行われている。
【福岡初級】