初、中級部は舞踊部。子どもながらに、「コンクールに出てもいつも銀どまり。主人公になれる子はなれる、なれない子はなれない」と、芸術の世界の厳しさを肌で感じてはいたが、歌って踊ったり、体で表現することが大好きな女の子だった。
踊りと同じくらい絵を描くことにも興味があった李さん。高級部は美術部に入部。これが人生のターニングポイントだった。1年のときに行われた在日朝鮮学生美術展で金賞を受賞。この体験が自信へとつながった。
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